不妊症・子宮内膜症・晩婚化
- 婦人科
不妊症・子宮内膜症・晩婚化
現代の日本女性の平均的なライフサイクルは、
12歳で初潮、30歳で初産、 50歳で閉経。
50年前は、
15歳で初潮、25歳までに初産、 50歳で閉経。
初潮から初産までが延長し、月経回数が多くなっています。
月経回数の増加は、不妊の原因の一つであります子宮内膜症のリスクをあげます。
中学生以上で、月経痛がある方には、低用量ピルを処方しています。
生理痛がかなり楽になり、また生理量も減少してきます。
定期・入学試験に月経が重なっても心配無用、ホルモンバランスで起きるニキビも解消。
ホルモン環境が一定になることで「月経前緊張症」もなくなるし、まさに女性の味方です。
さらにピルには子宮内膜症の予防や治療として使われますので「一石二鳥」です。
日本の晩婚化が当分続く限り、子宮内膜症は増加しますので、もし月経痛でお悩みなら、
将来の不妊予防も兼ねて低用量ピルの服用をお勧めします。