習慣性流産・不育症|滋賀県草津市にある産婦人科|妊娠、出産、不妊治療

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習慣性流産・不育症

習慣性流産とは

一般に、妊娠した女性が連続して3回以上流産を繰り返すことを習慣性流産と呼び、流産を繰り返す何らかの因子(流産因子)を有していると考えられています。
調査の結果、下記の表に示す通り、既往の自然流産回数が増加するにつれて、その後の妊娠の流産率が増える傾向にありました。
(妊娠8週未満の流産を対象)
したがって、こうした妊婦では何らかの流産因子を有する頻度が高くなっていると考えられます。

既往自然流産回数別の流産率(未産婦)
自然流産回数 対象 流産 流産率
0 239 23 9.60%
1 22 6 27.30%
2 13 2 15.40%
3 9 4 44.40%
4 4 3 75.00%
5 2 1 50.00%

原因と治療

習慣性流産の原因は一つではありません。
しかし何によって引き起こされるかを調べ、それに合った治療が必要です。

子宮の異常(15%)

[子宮奇形,子宮筋腫,子宮内膜症,子宮腔癒着,頸管不全症,子宮発育不全など]
子宮の形が悪い場合に、受精卵が着床しにくいし、着床しても妊娠継続ができないことがあります。

中隔子宮の場合は、仕切りを切除する手術を行うこともあります。双角子宮と言って、子宮内膜がふたつある方もおられますが、手術しないで妊娠されている方もおられます。

内分泌異常(20%)

[黄体機能不全,甲状腺機能異常,糖尿病など]
内分泌の先生に協力していただき、内服治療で、ホルモン値や血糖値を管理し、妊娠にのぞみます。

自己免疫疾患(30%)

[抗リン脂質抗体陽性 血液凝固障害]
抗リン脂質抗体とは、母体の免疫のバランスが崩れて作られる自己免疫疾患で、胎盤に血栓ができ、胎児に酸素や栄養が行かず流産になってしまいます。

また、血液の凝固に関係するたんぱく質(プロテインS・C、第12因子等)の欠乏も、血栓をつくりやすくする要因となります。

血栓の予防として、低用量アスピリン(バイアスピリン)を排卵直後から服用します。

血液検査の程度により、妊娠判定後から、ヘパリンの自己注射を、行うこともあります。

染色体異常(5%)

[転座,欠失,逆位,染色体数の異常など]
夫婦の染色体に異常があるため、受精卵の染色体異常が増し、流産になる場合があります。

染色体はもって生まれたものなので、治療はできませんが、染色体異常があっても、子供をお産みになっておられる方も多くいらっしゃいます。ご希望なら、遺伝カウンセリングのある専門の医療機関を紹介させていただいています。

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