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予防接種・ワクチン

小児の予防接種について

赤ちゃんが生まれたら、病気をせずにすくすくと育ってほしいと願うのは当然のことです。
いざ病気に罹ってからあわてるのを防ぐために、当院では予防接種をすすめています。
退院診察の時と分娩後1か月検診の時に、予防接種プランの表をお渡ししています。

生後2か月以降に、B型肝炎・ヒブ・肺炎球菌ワクチンを左右上腕に3ケ所皮下接種し、同時にロタウイルスワクチンの内服の計4個のワクチンを接種します。
以降6か月間、月1回の数種類のワクチン接種が続きます。

予防接種は、外来受診日の12時30分くらいに受診してください。 3日前までにお電話でご予約していただければ幸いです。

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成人の予防接種について

帯状疱疹

50歳以上の方で頻回の帯状疱疹を発症し抗ヘルペス薬を投与しても帯状疱疹後神経痛を抑えらられない場合には、帯状疱疹ワクチン接種をすすめています。

破傷風

ほとんどの方は、乳児期にワクチン接種されていますが、40歳を超えると抗体がなくなっていることが多いので、農作業や林業等、土や材木を触るお仕事に関わる方は、破傷風ワクチン接種をすすめます。

その他、海外に渡航される方でその地域に必要なワクチン接種が必要なら相談してください。

         

予防接種は、外来受診日の12時30分くらいに受診してください。 3日前までにお電話でご予約していただければ幸いです。

予防接種についての
よくある質問

Q

いつから予防接種ができますか?

A

生後2ヶ月から接種が始まります。

Q

複数の接種を一度にしても大丈夫ですか?

A

ワクチンは同時に複数を接種しても、ひとつずつ接種するのと副反応は変わらないと言われています。同時接種による有害な現象は知られていませんし、ワクチンの効果が低下することも特にありませんので、打ち忘れを避けたい方には便利です。

Q

どのような病気がワクチンで防げますか?

A

ワクチンで防げる病気をVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼びます。
B型肝炎やロタウイルス、ヒブ感染症、肺炎球菌感染症、日本脳炎、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス感染症、ジフテリア、破傷風(はしょうふう)、百日咳、ポリオ、結核、風しん、麻しん(はしか)、おたふくかぜ、水痘(みずぼうそう)、A型肝炎、髄膜炎菌感染症、黄熱病、狂犬病などです。

Q

接種するタイミングを逃してしまった場合はどうすればいいですか?

A

ワクチンの種類によっては、自費でも接種をおすすめしたいものもありますのでご相談ください。費用は市町村や年齢で異なる場合があります。

Q

副反応が出ないか心配ですが、大丈夫ですか?

A

翌日に発熱する例が見られますが、38.5℃程度でも体調自体はさほど悪くないケースもあります。様子によって解熱剤を使うことや、2日以上の高熱が続くなら受診することなどを心がけてください。また、呼吸が苦しいときやじんましんが見られる場合もすぐに受診しましょう。注射した部位の腫れや赤みが出ることもありますが、これらは2~3日程度で自然と引きます。他にも気になる症状があればご相談ください。

迷うことがあれば何でもご相談を

予防接種の種類はたくさんあって、つい戸惑ってしまうお気持ちはわかります。ただ、赤ちゃんが育っていくにつれて、体内の免疫は減っていってしまいますし、また、外出の機会が多くなれば、それだけ感染してしまう可能性も高くなってしまいます。
苦しい想いをさせないためにも、受けるべき予防接種はきちんと受けさせてあげることが大切です。
少しでも不安に思うこと、わからないことがありましたら、ぜひご相談ください。
当院は、すべての赤ちゃんが健康に育っていくことを全力で応援いたします。

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