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早生まれ

  • 産科

「早生まれ」の定義は「1月1日から4月1日までの間に生まれたこと。
小学校の学年は「4月1日に始まり翌年の3月31日に終わる」と国は定めており、
4月1日に満6歳になっている子どもが入学できます。
誕生日の前日をもって年齢を重ねる満年齢の考え方で、
平成21年4月2日から、22年4月1日までが、
今年27年4月1日には、満6歳となり同じ小学校1年生となるわけです。

早生まれの子どもは、年度初めのころに生まれた子どもに比べ、
場合によっては1歳近く幼い。たとえば4月2日生まれなら、
入学式の時点ではすでに7歳になっていますが、
早生まれ、それも3月後半の生まれだと約1年後にやっと7歳になります。
入学式から終業式までのほぼ1年間は、
6歳児のままで、同学年の中で最も幼い方に属し、発育面から考えると、ちょっと不利な面がありそうです。

当院でも、分娩予定日が3月末から4月の妊婦さんは、希望としては4月2日を超えたい方が多く、
できるだけ、自宅で安静を保つよう指導しています。
予定日近くに実施する乳汁分泌チェックも後回しにしたり、
切迫早産の方には、妊娠35週で止める早産の薬剤も、36週まで服用していただいています。
4月2日を超えるのを、祈るしかありません。

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