子宮がん検診には「子宮頚部がん検診」と「子宮体部がん検診」があります。
日本人に多い子宮頸がん。技術が進歩し、早期発見と治療によってほぼ治るといわれています。これは子宮の入り口付近にできる癌で、ゆっくりと進行することが多く、早期に発見すれば回復力は高まります。検査では、がんになる前の異型細胞の段階から発見、診断することができるのです。
→子宮頸がんの自覚症状は不正出血です。
子宮頸がんで行う擦過細胞診は、子宮頸部から綿棒、ブラシ、へらなど、専用の器具で子宮頸部粘膜を少しこすり、その中に異型細胞があるか、それが悪性の可能性があるかを顕微鏡で調べるものです。
子宮体部癌は近年増加しています。中高年者の発症が多いのですが、若年者の発症も徐々に増加しており十分な注意が必要です。 子宮体部がんは子宮内膜がんとも呼ばれるように胎児を育てる子宮の内側(子宮の奥の部分=子宮体部)にある子宮内膜から発生する病気で、閉経後に発病することの多い癌です。
→子宮体がんの自覚症状は不正出血です。
子宮内膜は子宮の奥にあるので、子宮頸がんの細胞診と同じ方法では採取できません。子宮の体部の細胞を小さくつまんでとる状態なのでちくっとした痛みがします。多少の痛みと少量の出血がありますが、痛みはじきにおさまり、出血1〜2日ほどで止まります。子宮体がんの細胞診は痛みがあるということなので、緊張して体に力が入ってしまう人がいます。でも、緊張すると器具が入りにくくなるので、できるだけリラックスして受けるようにしましょう。